第二話  運命の遭遇

「・・・ん・・・」
リュカはおきあがった
「なんだ? おきたのか?」
パパスの声だ
「・・・お父さん おはよう」
リュカはねぼけながらいった
「ハハハハハ! なにをいってる! もう昼時だぞ!」
パパスは大笑いしている
「・・・そうなんだ・・・」
「今日中にはつくから船長さんにお礼をいってきなさい」
「・・・うん」
あのグランバニアでの悲劇からすでにいくつかの年月がたっていた
「ほう! わざわざお礼をいいにくるとはかしこい坊やだ!」
船長の声が部屋の中にひびく
「もうすこしで港につくからお父さんをよんできなさい」
「うん」
そういってリュカはパパスをよびにいった
「お父さん もうすぐ港につくらしいよ」
「そうなのか? ではいくとしようか」
リュカとパパスは船長のもとへいった
「お きたね」
「港が見えてきてるな・・・」
船長とパパスは話をしている
「おい! ぼうず!」
船員がリュカをよんだ
「なに?」
「これやるからよ なにかあったらつかいな!」
リュカは100Gと薬草をもらった
「ありがとうございます」
「いいってことよ!」
そういって船員は自分の持ち場へと戻っていった
「リュカ ついたぞ」
パパスの声だ いつのまにか港についていた
「さっきの船員からなにをもらったんだ?」
「100Gと薬草」
「そうか だいじにつかいなさい」
「うん」
パパスはそういうと船長のほうへとむきなおった
「船長 ありがとう」
「いや いいってことよ!」
リュカとパパスは船からおりた
「さて まずはサンタローズにむかうとしよう」
パパスはリュカをつれてサンタローズへとむかった
「パパス様! おかえりなさい!」
サンチョがパパスたちをむかえた
「あぁ ん? その女の子は?」
パパスの視線がある女の子へむいた
「おひさしぶりです パパスおじさん ビアンカです」
「なんと! ビアンカだったのか! おおきくなったなぁ・・・」
ビアンカはリュカのもとへきた
「ねぇ 私のこと覚えてる?」
「・・・覚えてない」
「やっぱり あの時はまだ赤ちゃんだったものね」
ビアンカは笑っている
「私のほうが2才も年上なのよ」
「ふーん・・・」
「リュカ!」
そのときパパスが大声でリュカをよんだ
「しばらく家を留守にするからしばらく遊んでいなさい」
「はい」
パパスは家をでていった
「ねぇ パパスおじさんのあとをつけましょうよ!」
「え? でも・・・」
「さ! いくわよ!」
「あ! まってよ!」
二人も家をとびだしていった
「くらいところね・・・」
二人はパパスがはいっていった洞窟にいた
「魔物でてこないかしら・・・」
「でてくるときはでてくるよ」
二人は洞窟のなかをしんちょうにあるいていた
「お父さんもみうしなったし・・・どうしよう・・・」
「あ! 階段がある!」
二人は遠くにみえている階段まではしっていった そのとき!
「ピキーーー!」
「うわ!」
魔物がとびだしてきた
「スライムが8匹・・・」
「どうしよう・・・」
そうこうしているうちにスライムたちが襲いかかってきた!
リュカとビアンカに体当たりをしかけてきた!
「わっ!」
二人は間一髪でかわした
「・・・数が多すぎる・・・」
そのときどこからか不思議な声がきこえてきた
「・・・たかがスライム8匹でだらしがない・・・」
その声を聞き終わったとき・・・
「五月雨剣!」
一つの光がみえたかとおもうとスライムをすべて斬り倒していった
「・・・すごい・・・」
「・・・どうなってるの?」
二人は呆然とたちつくしている
「大丈夫か?」
一人の男が暗闇からすがたをあらわした
「あ・・・ありがとうございます・・・」
「だ・・・だれ?」
「俺はオメガ 時を旅する者」
「時を・・・?」
二人はオメガとなのるものをみつめていた・・・
                        第三話へ続く・・・


あとがき
どうも! 作者の究極龍神です
おもいっきり6の特技をだしました 7の特技もだす予定です
オメガ・・・じつはかなりすごい能力をもってます・・・
それだけです(笑) できれば感想ください それではまた・・・