天空旅人冒険記2 第十一話 召喚士のポポロン
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あらすじ
リュカたちはオメガとマリアの兄のたすけで牢獄を脱出したのであった・・・ 「う・・・ここは・・・」 リュカは目を覚ましあたりを見回した どうやら修道院のようだ 「きがつきましたか?」 そう言いながら一人の女性が入ってきた 着ている服をみるとやはりここは修道院のようだ 「タルの中に服があったのでここにおいておきますね」 そういって女性は小さな部屋をでていった 「・・・そうか・・・牢獄を脱出したんだっけ・・・」 リュカはきがえながらつぶやいた 「タルの中でいつのまにか寝てしまったんだな・・・」 リュカがそう考えていると部屋に男性が入ってきた 「よぉ おきたか」 「ヘンリー・・・」 部屋に入ってきたのはヘンリーであった 風呂に入らせてもらったのか体の汚れがおちている 「お前服があっていいよなぁ 俺はないからずっとこの服だよ」 ヘンリーは苦笑した その後二人は部屋をでてご飯をすこしわけてもらった リュカたちはこれまでのことを修道院の人に話した 「じゃぁすぐにいかれるのですか?」 一人の女性がリュカにたずねた 「はい 食べおわったらすぐにでも・・・」 女性は驚いたようにリュカをみた リュカはすこし赤面して黙々と食べた 「もういくのですか?」 マリアが言った 「もうすこしゆっくりしていっても・・・」 「いや いくよ あんまりながくいても迷惑だろうし・・・」 「そうですか・・・」 リュカとマリアはヘンリーがまっている外にでた 「お やっときたか いくか?」 「あぁ・・・それじゃぁ元気で・・・」 「リュカさんも・・・」 リュカとヘンリーは修道院をでていった 「これからどこにむかうんだ?」 ヘンリーがリュカにたずねた 「うーん とりあえず一番近いオラクルベリーかな」 リュカは地図を見ながら言った 「オラクルベリーが・・・カジノやってみたかったんだ」 「いや やらないよ」 「冗談だよ」 二人は笑いながらオラクルベリーにむかった 「へぇ ここがカジノかぁ でかい建物だなぁ」 「・・・でかいね 城以外で見たなかでは一番大きいかも・・・」 「すこし街をまわるか なにかいい物売ってるかもしれないぜ」 二人は街をまわることにした 「うわぁ ホントにぎやかな街だなぁ」 「リュカ あそこ誰か倒れてるぞ」 ヘンリーが指さしたところにたしかに人が倒れていた 「あ ホントだ!」 二人はその人にかけよった 子供のようだ 「きみ 大丈夫?」 ぐぅ〜〜〜という音が聞こえてきた 「こいつ・・・腹すかして倒れてるんじゃ・・・」 「お腹へったポ・・・」 「・・・やっぱり」 「どこかで宿をとって栄養をつけさせてあげよう」 「ホントお人好しだな おまえ・・・」 二人は子供を背負って宿屋をさがした 「・・・う・・・」 子供はむくっと起きあがった 「気がついたかい?」 リュカは子供にむかってきいた 「道ばたでたおれてたからつれてきたんだ パンあるけど食べる?」 「え・・・あ はいポ!」 子供はパンを食べはじめた 「あまり急いで食べるとのどつまらせるぞ」 いつのまにか帰ってきていたヘンリーが子供に言った 「ところで・・・きみ 名前は?」 「僕? ポポロンっていうポ ポポ族の生き残りポ」 「ポポ族の生き残り? ・・・きいたことがないなぁ」 ポポロンは微笑した 「あまりしられてないポ 有名じゃないポ」 「ふーん ところでお前 家族は?」 ポポロンはすこし顔をしかめた 「家族は・・・殺されちゃったポ」 「・・・え?」 「だいぶ昔に殺されちゃったポ」 リュカとヘンリーは顔を見合わせた 「それは・・・だれに?」 「・・・二人組だポ 顔も覚えてるポ 名前は・・・」 「わからないのかぁ・・・」 「ところで・・・二人はなんのために旅をしてるポ?」 ポポロンの質問に二人はすこし迷った 「まぁいいポ 恩をかえすためぼくも一緒に旅をするポ!」 ポポロンの言葉に二人は顔を見合わせた 「でも・・・あぶないよ?」 「こうみえても強いポ! これでも召喚士だポ!」 「召喚士?」 リュカは顔をしかめた 意味がわからなかった 「ほら 幻獣を召還する職業だよ」 「・・・え? 幻獣?」 「・・・おまえって・・・」 「見た方がはやいポ ちょっときてほしいポ」 そう言ってポポロンは外にでていった 二人もその後をおって外にでていったのであった・・・ 第十二話へつづく・・・
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あとがき どうも! 究極龍神です! ポポロン登場! じつは瑛様です え? 瑛様がおもに作っただけだろうって? こまかいことはきにしない! 次はだれをだそうか考えています うーん どうしよう・・・ 幻獣などはFF6を参考に・・・(ォィ) 知らない人は攻略のHPでも探してください(ォィ) ・・・FFの幻獣&魔石をまぜてしまったが怒られないだろうか・・・>おこりません。むしろ熱列歓迎w by ハム ご意見、ご感想などがあればメールで送ってきてください ではまたあいましょう それではまた・・・ |